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ビフィズス菌・乳酸菌の基礎知識

腸管免疫が全身の免疫システムを向上

乳酸菌生産物質には、免疫機能を活性化させる多面的な作用があることが推測され、研究が続けられています。

腸は免疫のかなめ、とは多くの人が知るところです。

その理由は、体内にある腸が、食物などで外界と直に接するため、病原菌やウイルス、アレルギー物質などの異物侵入にさらされるのに備えているからです。

腸管には体内の免疫細胞の約70%が集中し、免疫細胞はIgA(免疫グロブリンA)を分泌して、異物を体外に排除しています。

1.ウイルス等に対抗する、免疫物質IgAの産生を促す

病原性細菌やウイルスなどに抵抗力を発揮する免疫物質IgAは、小腸にあるパイエル板細胞が活性化されることで分泌が促進されます。

マウスの腸から取り出したパイエル板細胞を、乳酸菌生産物質を添加して育てた結果、IgAの分泌は2.1倍に増量されているのを確認しました。

乳酸菌生産物質が、免疫力を強化することが示されました。

2.腸の免疫活性が、全身の免疫賦活につながる

さらに、乳酸菌生産物質で腸管免疫が活性化されることによって、全身の免疫システムの向上につながることを確認しました。

健康な成人8名に乳酸菌生産物質を14日間摂取してもらい、前後の唾液中のIgA濃度を比較すると、摂取後に明らかな増加が認められました。

また摂取を中止するとIgAは低下することから、乳酸菌生産物質が腸の免疫細胞を刺激し、唾液中の免疫物質に影響したと考えられます。

このことから涙、鼻汁、気管、肺、母乳など、全身的な免疫賦活につながることも考えられます。


(続く)

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<2018年10月>
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